夢野久作(ゆめのきゅうさく) 1889-1936
本名・杉山泰道(すぎやまたいどう)。右翼の大物・杉山茂丸(すぎやましげまる)の子として生まれ、はじめ農園経営に従事。僧侶、新聞記者などを経て、作家に。 死の前年に書かれた大作『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇味と幻想性の色濃い作風で日本文学にユニークな地歩を占める。 香倶土三鳥(かぐつちみどり)は夢野久作の、別ペンネーム。