むかし、あるところに、三人のむすこのいる
この粉屋は、とてもまずしかったので、死んだときむすこたちに
粉ひき小屋と、粉を運ぶためのロバ、そして、ネズミをとるネコだけでした。
そこで、
「にいさんたちは力を合わせていっしょにはたらけば、くらしていける。
でもぼくはこのネコを食べて
三番目のむすこは、そう言ってなげきました。
すると、それをだまって聞いていたネコが、まじめな顔でこう言いました。
「ご
それから、どんなヤブの中でも
そうすればわたしがきっとご主人さまを